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敬愛の心で特別な人生の卒業式を
本日は、『四華花(しかばな)』についてお話させて頂きます
四華花(しかばな)とは、お葬式で使われる装具の一つで、竹串や棒にらせん状に白紙を巻き付け横に細かく切り目を入れたものです
お釈迦様が死に至った際に樹々や草花がその死を悲しみ、沙羅双樹(さらそうじゅ)が一斉に白い花を咲かせて、死んだお釈迦様の上に舞い散ったという古事に由来しています。このため、白い花を咲かせた沙羅双樹は死者の成仏を象徴するものと考えられてきました
この時にお釈迦様を囲んでいたのが4本の沙羅双樹だったことから、4本の沙羅双樹が死者の成仏の象徴と考えられるようになり、沙羅双樹に見立てた四華花を装具として使用するようになったと言われています
四華花がこのように仏教に由来していることから、使われるのは仏式のお通夜やお葬式になり、その他の宗教では使用されません