知っていますか?~“三途の川”のお話~
2015.10.16
本日のテーマは『知っていますか?~“三途の川”のお話~』
亡くなられた方が渡る川を「三途の川」と呼びますね。
昔からの言い伝えでは、渡り賃として“六文銭”が必要となり
今でも、棺の中には六文銭に見立てた紙のお金を入れることがあります。
さて、三途の川とは…
なぜ「三」なのでしょう?
諸説あるようですので、その一説をわかりやすくご紹介いたします。
元々、川の渡り方は三種類あるそう。
生前の行いがどうだったかにより、渡り方にペナルティが課せられたそうです。
善人は、川にかかる橋を渡っていき…
軽い罪人は、浅瀬を渡っていき…
重い罪人は、深く激しい流れを苦しい思いをしながら渡っていく…
大小関係なく、誰にでも反省すべきことはあるはず。
ですから、橋を渡れる方は、ほんのごく一部の人なのだとか…。
宗教・宗派により考え方もそれぞれですが、
「三途の川」それは、“生前の自分と正直に向き合う場”なのかもしれませんね。