本州では本日7月7日が“七夕”
一番に叶えたい願いを短冊に書き込んだ経験…おそらくどなたにでもあるのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、そんな七夕の日にちなんだあるお客様のエピソードです。
一昨年亡くなられた男性の故人様。
お孫様お2人を誰よりも溺愛されていた優しいおじいさまだったそうです。
お孫様はまだ小さく、文字も覚えたての頃…
ご家族様はお2人に「おじいちゃんはお空に行ってしまったよ」と言い聞かせたのだそうです。
この年の七夕、“七夕飾り”を作ろうということになりおのおの自由に短冊を書き込んでいると…
お孫様は可愛らしい字でこう書かれたそうです。
「じいじと こうえんで あそびたいです」
「じいじとおでかけ したいです」
小さなお2人の脳裏には楽しい時間を共に過ごしたおじいさまとの記憶がしっかりと刻まれていたのです。
「この子達の声はきっと届いているよね」
ご家族様はそう言って星空を見上げていたそうです。
…おじいさまは、いつまでもお孫様が健やかに成長される姿を見守ってくださるはず。
《姿・形はなくなっても消えることのない深い深い絆》を強く感じられた素敵なエピソードでした。