悲しみの中に心が和む出逢いがあります

先日担当させていただいたご葬儀でのことです

それは故人様のご友人からご遺族様お身内様への温かなお心遣い

「お淋し見舞い」というものでした

通夜の際にご遺族様へのお見舞いの気持ちを込めて渡す手土産のことで東海地方の風習のようです

通夜の長い夜を過ごすご遺族様が少しでも淋しい思いをしないように‥

お菓子、果物、飲み物、現金などを通夜の際受付を通してご遺族様へお渡しするもののようです

この風習は、故人様に対するお供え物や御香典とは異なりご遺族様への思いやりが込められたものです。

所が変われば冠婚葬祭の風習やマナー・しきたりは随分と違いがありますが

この「お淋し見舞い」と言う言葉と風習に喪主様施主様大変喜ばれていらっしゃいました。

初めて出逢ったこの風習に私自身もとても心が温まりました