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結婚式と葬儀―偶然の出会い

今から一年前の事です。葬儀待機中依頼の連絡が入りました。病院にお迎えに行き霊安室にて「担当の小田と申します」と挨拶をしました。
そのとき八十歳代のご夫人が私の名前を呼ぶのです。なんで私を知っているのだろうと思ったのですが、その方のお顔を拝見して思い出しました。
 
二十数年前、この方の子供さんの結婚式を私が担当していたのです。
 
故人様は、そのご夫人のご主人様です。
「お父さん(故人様)も小田さんの担当で喜んでるね」とお母様と話されたのを聞いて、大変感動しました。長い間この仕事をして本当に良かったと思いました。
 
その後、ご長男様から葬儀委員長を依頼され、私で良いのか迷いましたが、精一杯悔いの残らないご葬儀にしようと引き受けました。
結婚式でお会いした時に感じた、お父様の優しさに応えるべく、メモリアルムービーにしてもお別れのお手紙にしても、ご遺族様の感謝の気持ちが故人様に伝わるように工夫しました。
 
無事ご葬儀が終了し、最後に喪主様のご長男様、そして長女様から、「私たちの結婚式から、父の葬儀まで小田さんにしていただき感謝しています。ありがとう。」と言われた時は、この仕事を続けていて良かったと思いました。
 
 
まさか結婚式と葬儀を同じご家族様を通して経験するとは思いませんでした。
偶然ではなく必然なんですね。
 
一つ一つ、心をこめてお勤めさせていただくことが、いかに大切であるかを学ばせて頂きました。